June 03, 2014

癌は告知すべきか


遠い親戚に当る人が肺癌の?期だと診断されたという。

ご本人に何をどれだけ話すべきか、家族でも意見が割れているとのことである。

真実を教えられて生きる気力を失い、それが細胞や全身状態にマイナスに働いて、却って病状を悪化させることもあると聞く。

そうだとすれば、むしろ真実は伏せ、希望と生きる気力に基づく細胞の活性化、遺伝子やミトコンドリアレベルでの再生スイッチの起動とういう方向性も有り得るとは思う。

自分に置き換えて考えてみようとしても、重すぎて軽々に結論に至れない。

自分だったら、恐らく家族の対応に疑心暗鬼して却って悩み、苦しむかもしれない。

ただ、ささやかな人生ながら、傷つけた人や謝っておかなければならない人も居るので、そうと知っていれば早めに生き恥を晒しておいたのに、と思うかもしれない。

考えても結論は出ない。

Posted by sugilaw at 17:12:44 | from category: Main | DISALLOWED (TrackBack) TrackBacks
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